横浜ビー・コルセアーズは12月5日、ジョルジー・ゴロマンとジェイソン・ウォッシュバーンとの選手契約を双方合意の上で解除したことを発表した。両選手は、同日15時にリーグの自由交渉選手リストに公示されている。
ゴロマンは今季、外も打てるストレッチ・フォーとしてビーコルに加入。ここまでの15試合(プレシーズン・アーリーカップは除く)で、11試合に先発出場して159得点(平均14.5得点・シュート成功率44.7%)、3Pシュート18/50本(成功率36%)、フリースロー成功率67.6%、平均7.4リバウンドを挙げていた。
ゴロマンは、チームを通して「チームには、色々な経験をさせて貰ったことに感謝したいです。これからの残りのシーズンもベストを尽くしてもらいたいと思っています」とコメントしている。
ウォッシュバーンは今季、2017-18シーズン以来のビーコル復帰で12試合(プレシーズン・アーリーカップは除く)に先発出場して191得点(平均15.9得点・シュート成功率47.3%)、3Pシュート2/14本(成功率14.3%)、フリースロー成功率75.6%、平均9.7リバウンドを記録。ゴール下に勇猛果敢に飛び込む姿は、チームが掲げたスローガン「「BE COURAGEOUS(=ビーカレイジャス)」を地でいくものだったが、9月のアーリーカップ初戦だった宇都宮戦で腰椎椎間板ヘルニアを発症。ここまでのシーズン中は治療を続けながら闘っていた。
ウォッシュバーンは、チームを通して「まず最初にチームに、こうして横浜を背負ってまたプレーが出来たことに感謝したいです。 このチームまたクラブは、自分にとって家族のような存在になったので、これからも残りのシーズンの中でベストを尽くして前に進んでいって欲しいです。Go! B-COR!」とコメントしている。 両選手の退団について植田哲也代表取締役はこのようにコメントしている。
「昨シーズンの悔しい結果を踏まえて、名門大学で活躍し将来性あるビックマンとして新人のジョルジー・ゴロマン選手を海賊船団の一員として獲得しました。慣れない日本での生活もあり、コンディションが上がらない中でも、練習にひたむきに取り組む素晴らしい選手でした。しかし、現在のチーム成績を踏まえ、これからチームがよりハングリーに走り・守り・攻める「闘う集団」として成長し更なる強度アップを図るために、よりチームコンセプトに適した選手を新たに獲得することを、コーチ陣と何度もミーティングを重ねた結果決断しました。シーズン途中の退団となってしまい非常に残念ですが、今まで共に闘ったゴロマン選手に感謝すると共に、今後の活躍を祈念致します」
「今シーズン、我々はチームスローガン「BE CORAGEOUS」の下、一致団結し闘うことを皆様に宣言しました。 再出発のシーズン、Bリーグ初年度から海賊船の乗組員として共に闘ってくれたジェイソン・ウォッシュバーン選手の存在は、我々にとって何よりも心強く、そして頼もしいものでした。腰の状態が悪い中、チームのために献身的にプレーをするジェイソン・ウォッシュバーン選手と今後も共に闘いたいと切に願いましたが、バスケットボールプレイヤーとしての更なる可能性を鑑みて、この度双方合意の下で契約を終えることにしました。横浜を愛し、ビーコルを愛し、ファンとチームのために奮闘してくれたジェイソン・ウォッシュバーン選手には本当に感謝の言葉しかありません。今まで共に闘ったジェイソン・ウォッシュバーン選手の今後の活躍を祈念いたします」
【写真・記事/おおかめともき】