ビーコルまた3連勝ならず。名古屋Dとのアウェー戦GAME1を落とす


粘りは見せた。4Qでルーキー秋山の3Pシュート3本で一時は逆転。以降でリードを伸ばせず、悔しい11点差負け。

2019-20シーズン第6節GAME1(10月26日ドルフィンズアリーナ)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 83-72 横浜ビー・コルセアーズ
19-14|24-16|18-20|22-22

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 10.26 [SAT] 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 横浜ビー・コルセアーズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=4233&TAB=B

中地区2位の横浜ビー・コルセアーズは、アウェードルフィンズアリーナで西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと2連戦のGAME1を闘い、最大16点ビハインドから終盤で接戦に持ち込み、一時は逆転を奪う粘りを見せたが、以降でリードを伸ばせず、11点差の72−83で敗れた。2度目の挑戦だったビーコルの3連勝はならなかった。ビーコルはこれで4勝4敗となり貯金がなくなった。翌日のGAME2で5割を死守し、貯金復活を図る。

【写真提供:©B.LEAGUE】


1Qでビーコルは、ディフェンスをこれまでにないゾーンディフェンスでスタートさせた。ウォッシュバーンの2Pシュートで先制したが、笹山と安藤の7点ランで名古屋Dに逆転を許す。ウォッシュバーンとベクトンが3点バスケットカウントを続けて決めて1点差にすると、5分で田渡が2Pシュートを決めて同点にした。以降で張本の得点で名古屋Dがリード。ウォッシュバーンが2Pシュートを2本決めたが、リードを奪うまでにはいかず3点ビハインドで最初のクォーターを終えた。

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2Q開始早々に満田、張本に6点ランを決められたが、ビーコルも7点ランでやり返す。秋山の3Pシュート、ベクトンの2Pシュート、さらにはディフェンスをマンツーマンに変更した6分にウォッシュバーンが2Pシュートを決めて5点差にした。しかし、以降で失点が続いたことから名古屋Dを逃し、ビハインドは二桁になった。それでもビーコルは、チェンバース、田渡のシュートで得点を奪い、差を一桁9点に戻したが、ディフェンスをゾーンに変更した直後の残り2分で、安藤に3Pシュートを入れられ12点差にされてしまう。残り1分でウォッシュバーンが2Pシュートを決めて差を10点に縮めたが、1分を切った残り10秒でレーンに3Pシュートを入れられ、43−30の13点差で前半を折り返した。

3Qは、序盤で橋本、チェンバース、ウォッシュバーンの得点で10点差を保った。しかし、3Pシュートを効果的に決めてくる名古屋Dに離されてしまう。中盤、ウォッシュバーンの連続2Pシュートなどで得点し、差を11点差にして3Qを終えた。

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4Q開始9分で生原が2Pシュート、8分にはベクトンが3点バスケットカウントを決めて追撃開始。ここからディフェンスも機能し始めると、ルーキー秋山皓太が連続3Pシュートを決めて大きな流れが生まれた。6分、ホールの2Pシュート、ウォッシュバーンのフリースロー1本で1点差にまで肉薄。遂には中盤5分で、流れを持つ秋山がまた3Pシュートを決めてビーコルが逆転に成功する。ここから一進一退となったが、残り3分で同点にされて以降、ビハインド展開となり、点差が徐々に開いていった。残り59秒でウォッシュバーンが2Pシュートを決めて6点差にしたが、アームストロングにダンクを決められ8点差。さらには小林の3Pシュートでダメを押されて敗戦が決まった。

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この試合で、ビーコルは3選手が二桁得点。ジェイソン・ウォッシュバーンが両チームを通じて唯一の20点台となる22得点。リバウンドも11本を取ってダブルダブルをマーク。レジナルド・ベクトンが15得点(9リバウンド)、4Qで大きな流れをもたらしたルーキー秋山皓太が3Pシュート4/7本を含む12得点を挙げた。アキ・チェンバース(6アシスト)と田渡 凌は共に7得点。特別指定選手のホール百音アレックスが4得点を挙げている。

翌日のGAME2も15時5分ティップオフでおこなわれる。

【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】


Written by geki_ookame