運命のB1残留プレーオフに向けて、尺野将太HCに聞く。


前節島根戦から残留プレーオフと思い闘っている。必ずB1に残留してビーコルブースターに感謝を届ける!

B1残留プレーオフ1回戦は西宮ストークスと対戦することが決まった。横浜ビー・コルセアーズの尺野将太HCは、前節松江でおこなわれた島根戦GAME2後の会見で、B1残留プレーオフへの意気込みと想いを語った。

また尺野HCは、レギュラーシーズン最終節だった前節の島根戦からB1残留プレーオフと考えて臨んでいたと明かした。

「来週が残留プレーオフの初戦ですが、プレーオフ第3戦のつもりで、今日出来たゲームをしっかりと今度はホームで継続していきます」

横浜ビー・コルセアーズ尺野将太HC

 

これは、当初島根が対戦相手になる可能性が高いと見越した上でのコメントだったが、西宮ストークスが相手になった今でも気持ち的には同じだろう。前節から気持ちを高めていたわけだが、昨季経験した残留プレーオフを思い出せば、あの場に立ってみると、また違ってくるかもしれない。しかし松江のGAME2でみせた、あの勝ちたい気持ち、あの勝つことへの執念をさらに大きく強固なものにして命運賭けるB1残留プレーオフに挑む。

尺野HCは昨季、あの過酷な残留プレーオフと、B1・B2入替戦を最後まで経験している。あの時のことをこう振り返っている。

「もう二度としたくないですけど、やはりレギュラーシーズンと違い、僕もそうでしたけど、選手たちも、落ちたら、負けたらというプレッシャーが、レギュラーシーズンとは比べものにならない。精神的にも、シュート1本の重みも違って来ます」

「昨季、あのプレッシャーを経験している選手も多いですし、ベテランも多い。もちろんプレッシャーは掛かりますけど、昨季の経験をしっかりと活かして、プレッシャーが掛かっている中で、どうすれば自分たちが力を発揮出来るのか、どうすれば良いプレーが出来るのかを、またチームで確認していきます」

「1回戦の初戦が金曜ゲームなので期間が短いですが、何をしないといけないのか、自分たちがやるべきこと、オフェンスとディフェンスでしっかりと集中してチームとして力を合わせられるようにしたい」

「昨季はB1・B2入替戦まで行きましたが、今季は残留プレーオフの1回戦と2回戦でしっかりと勝ち上がって、残留プレーオフで勝ち抜けられるように、残り3試合で終われるようにチーム一丸となって闘っていきます」

「今シーズン60試合を闘って積み重ねてきたものを信じて、横浜らしい、いろんなところで点数の取れる横浜の強さをしっかりと発揮出来ればと思っています」

最後に尺野HCは、共に闘うビーコルブースターにメッセージを送った。

「水曜日の豊橋から、今回の松江までのアウェイ3試合で、多くのビーコルブースターの皆さんが駆け付けてくださいました。水曜日と昨日の試合では、内容的に本当に申し訳ないゲームをしてしまいました。今日からが残留プレーオフということで、今日と来週の2試合は負けられない。チームとして、選手として、プライドを持って挑みます」

「そして、ビーコルブースターさんたちへの感謝。これは勝利でしか応えられないと思っています。いつも応援してくださっていることに、勝利で応えられるように、ビーコルブースターさんのためにしっかりと勝ち切りたいと思っています」

命運賭けるB1残留プレーオフは、ホーム横浜文化体育館で、5月11日(金・19時5分 TIP-OFF)と、12日(土・15時5分 TIP-OFF)におこなわれる。当日はひとりでも多くのビーコルブースターに駆けつけてもらい、選手たちをあと押しして欲しい。Blow the Man Down!生き残るのは俺たちだ!

【記事・写真/おおかめともき】

⬇「B1 残留プレーオフ 1回戦 2017-18」開催概要ならびにチケット販売についての詳細はこのクラブ公式HPのリンクから見ることが出来る。
https://b-corsairs.com/news/game_20180511_20180512.html


Written by geki_ookame