横浜ビー・コルセアーズが、東海大・河村勇輝の入団会見を実施


将来の日本バスケ界を担う逸材が、特別指定選手として海賊入り!

横浜ビー・コルセアーズは12月22日、横浜市内で特別指定選手として加入した河村勇輝(19=東海大学1年)の特別指定選手としての入団会見をおこなった。

【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


当日は・新聞・TV・ネット各社の報道陣が多数つめかけ、河村が如何に逸材であるかが伺い知れた。河村は、植田哲也・代表取締役兼GMとカイル・ミリングHCと共に会見に臨んだ。

会見での挨拶で植田・代表取締役兼GMは「河村選手には、これまでの活躍からずっと注目していた。B1で闘える実力を持っていることに加えて、バスケットボールに対する姿勢も良い選手。彼の加入で横浜ビー・コルセアーズが一段といい形になれると思っている」と話し、カイルHCは「我々はこれまで、惜しい結果となる試合が多くあった。彼には才能がある。チームにはすぐフィットしてくれるだろうし、チームに欠けていた残りのひとピースを加えて欲しい」と期待を寄せた。

【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


続いて挨拶をおこなった河村は、登壇した時こそやや緊張した表情を浮かべていたが、言葉を発するやいなや堂々とした表情に変わり「自分の持てる力を最大限に発揮してチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」と挨拶した。

駆けつけた大勢の報道陣を前に堂々とした表情で入団挨拶をする横浜ビー・コルセアーズ#0河村勇輝【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


手元に用意された色紙にビーコル入団の意気込みを書いた河村は、”Y”とだけ大きく書き「横浜の”Y”、勇輝の”Y”、喜びの”Y”です。ビーコルブースターの皆さんや、小さな子どもたちに希望、勇気、喜びを与えられる選手になりたい」と力強く話した。

ビーコル入団の意気込みを記した色紙には大きな”Y”を書いた【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】

 

◇ ◇ ◇

熱気に包まれた会見場で、堂々とした表情で話した河村は、19歳とは思えないオーラを発していた。

昨季、高校生(福岡第一高校)ながら三遠で特別指定選手としてプレーし、11試合に出場。7試合に先発した。B1のコートで、その類まれな才能を遺憾なく発揮し、大きなインパクトを与えてバスケットボールファンを驚かせたことは記憶に新しく、リーグの新人賞ベスト5にも選出された。

【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


河村がビーコルに加入したことは、このチームに大きな影響と力を与えるだろう。指揮官は「残っているピースを加えて欲しい」と話したが、チームとの練習では、その可能性とポテンシャルを早くも示している。

横浜の海賊となった逸材・河村勇輝。ビーコルで、今度はどんなインパクトを残してくれるのだろう。ビーコルでのデビュー戦は、26日と27日におこなわれるアウェー対島根2連戦だ。

【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


【記事/おおかめともき・写真提供/©B-CORSAIRS/T.OOkame】


Written by geki_ookame