第34節 vsサンロッカーズ渋谷GAME1 横浜 67−79 SR渋谷


接戦落とす 3Qでエナジー溢れるリードも4Qで離される

2020-21シーズン第34節GAME1(4月17日トッケイセキュリティ平塚総合体育館
横浜ビー・コルセアーズ 67-79 サンロッカーズ渋谷
13-12|19-20|21-14|14-33

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 4.17 [SAT] 横浜ビー・コルセアーズ vs サンロッカーズ渋谷】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=6400&TAB=B

横浜ビー・コルセアーズは4月17日、ホーム・トッケイセキュリティ平塚総合体育館でサンロッカーズ渋谷と2連戦のGAME1をおこない12点差で敗れた。ここまで15勝36敗。対SR渋谷との対戦成績は1勝2敗。

【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


1Qは両チーム共にロースコアとなり13−12でビーコルが1点リード。以降で一進一退となり、前半を32−32の同点で折り返した。後半3Qに入ると2Pシュートと2本の3Pシュートを続けたカーターの活躍で同点にしたビーコルがこの均衡を破った。さらにはベクトンが入れたフリースローでの2点、カーターの2Pシュートでリードを奪った。カーターは3分にもフリースロー2本を決めてこのクォーターだけで12得点を入れた。残り2分以降では須藤が3Pシュート2本を決めて7点のリードを奪うと、4Q開始早々に須藤がレイアップを決めてリードを9点に伸ばした。しかし、以降で失点が続いて33失点。オフェンスも14得点に留まり、12点差でGAME1を落とした。

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【カイル・ミリングHC試合後会見コメント】

「前半のパフォーマンスはディフェンス面がとても良かった。3Qでリードしている時に、経験の差からSR渋谷にプレッシャーをかけられ焦ってしまった。SR渋谷は追う展開になっていたが、気を抜かずにプレーをしていた。後半のミスからSR渋谷がリズムをつかみ、それが自信にも繋がり、ずるずるとリードが開いていってしまった。 試合を通してに見ると、ディフェンスはとても良かったが、これを40分間継続しないといけない。さらに、生原選手が怪我で途中で抜けてしまい、その間に点差が開いてしまった。明日は40分間、今日のようなディフェンスと、さらに高いエナジーを持って試合に挑みたい」

【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


◇ ◇ ◇

リードの展開から最後のクォーターでひっくり返されて敗戦。今季、何度かあった負け方だ。だが、この日ビーコルがゲーム立ち上がりから3Qまでにみせたあのエナジーは怒涛ともいえるほど凄まじかった。3Qではこれでもかとシュートを沈めたロバート・カーターを起点にしてリードを奪い、今度は須藤昂矢がそのバトンを受け継ぐ形で3Pシュート2本、クォーターをまたいでレイアップも決めて9点のリードを奪った。この時によぎったのはSR渋谷にギアがあと何段残されていたかだった。その不安は当たってしまった。「相手がギアを上げてきた」これは須藤の証言だ。「自分たちの悪いオフェンスからイージーバスケットを許してしまった」と須藤は続けたが、防戦一方となったビーコルはミスが相次ぎ、打つ手を失ったようにもみえた。これまでの負の経験がああいった展開にさせてしまったのかもしれない。

SR渋谷に勝ち越すことは出来なかったが、まだイーブンに戻すチャンスはある。3Qまで出来ていたパフォーマンスを40分間通して継続することができるか。GAME2での勝利はこのことにかかっている。

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【記事/おおかめともき・写真提供/©B-CORSAIRS/T.OOkame】


Written by geki_ookame