ビーコル大晦日に大金星!首位琉球からジャイアントキリングを決める!


プライドを掛けた一戦でエース川村が23得点!チームディフェンスも大きく機能した見事な逃げ切り勝利で2018年最後の試合を最高の勝利で締めくくる!

2018-19シーズン第17節・GAME2(12月31日 沖縄市体育館)
琉球ゴールデンキングス 66-69 横浜ビー・コルセアーズ
15-20|22-15|8-14|21-20

横浜ビー・コルセアーズは、平成最後の大晦日12月31日アウェー沖縄市体育館で西地区首位の琉球ゴールデンキングスと2連戦GAME2を闘い、激しいクロスゲームを3点差で逃げ切り、琉球から初勝利となる大金星を挙げた。

これでビーコルの連敗は「4」でストップ。中地区6位とワイルドカード11位は変わらずだが、残留プレーオフ回避のデッドライン8位三遠(中地区5位)とのゲーム差を「3」に縮めた。また西地区首位琉球と2位名古屋の差は「5」に縮まった。

【写真提供:©B.LEAGUE】


これぞ海賊のプライドだ。前日GAME1での惨敗から一夜明けた大晦日の試合、ビーコルは強い気持ちを持ち、今あるもの全てを琉球にぶつけて、完全アウェーの地で見事なジャイアントキリングを決めてみせた。

ウィスマンHCは、試合前選手たちに「プライドを見せていこう、プライドを取り戻そう」と話していたという。この言葉が選手たちの闘争心に火を付けた。前日の屈辱をエネルギーに変えた横浜の海賊たちは、プライドと自分たちのバスケを取り戻し、今季最高のバスケを展開した。

完全アウェーの中で、横浜から遥々沖縄にまで駆けつけたビーコルブースターと共に死力を尽くして40分間を闘い、激しいクロスゲームの末に掴んだこのジャイアントキリングは、ウィスマンビーコルに大きな自信を与えた。

1Qから横浜の海賊たちは首位琉球に噛みついた。開始早々に前日無得点だったエース川村卓也が外角から2Pシュートを沈めると、田渡 凌が3Pシュートで続く。7分には川村がフェイダウェイ。ビーコルは一気呵成のオフェンスで7-0のランを決めてゲームの主導権を握った。

ジョシュ・スコットを欠いた琉球は、前日同様に3Pシュート狙い。しかし、シュートタッチに苦しみ、決め切ることが出来ない。ビーコルは、マンツーマンディフェンスでプレッシャーを掛け続け、ピックアンドロールからシュートを狙ってくる琉球から24秒バイオレーションを誘発するなどして琉球オフェンスのリズムを狂わせた。

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川村の得点は続いた。残り2分で3Pシュートを沈めると、1分で得たフリースロー3本も確実に仕留めてリードを広げた。川村の躍動には怒りすら感じた。前日に喫した屈辱。プライドをかけて臨んだこの一戦で、エースは見事カムバックしてみせた。

2Qから僅差のクロスゲームとなった。ビーコルは、怒りのオフェンスマシーンと化した川村が得点をかさね、帰化選手モリスもリバウンドを繋いだセカンドチャンスなどで得点。しかし琉球も岸本とエアーズの3点バスケットカウントなどで得点して、激しい僅差の攻防戦が繰り広げられた。

残り1分を切って、コストナーが3Pシュートを決めてビーコルが逆転するが、終了間際、寒竹に3Pシュートでのブザービーターを決められ琉球が逆転。2Qは22−15でリードを許し、トータルスコア35−37で2点のリードを奪われたが、ビーコルは良い流れを持って後半戦に突入した。

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3Qでも一進一退の攻防は続いた。ビーコルは、竹田の3Pシュート、コストナーとモリスのインサイドからの2Pシュートなどで得点。コストナーは以降で、ファウルトラブルに陥ったスティーブンソンに代わって積極的なインサイドアタックを見せてバスケットカウント2本を奪い、オフェンスの流れを途切らせない。

ビーコルは、アグレッシブなマンツーマンディフェンスで琉球にプレッシャーを掛け続けた。3分にはスティーブンソンが気迫のブロックショットでエアーズのシュートを阻止して追いすがる琉球を寄せ付けない。

3Qで大きく機能したビーコルのディフェンスは、琉球の得点をわずか一桁8点に封じ込めることに成功。3Qを14−8とし、トータルスコアでも49−45。4点のリードを奪って最終クォーターに突入した。

4Q開始早々に、前日の試合で精彩を欠いていた細谷将司が連続して3Pシュートを沈めてリードを10点差に伸ばす。2本目の成功後に細谷は雄叫びをあげたが、琉球が追い上げてくる中で、ここぞで決めたこの3Pシュート2本は大きかった。

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琉球は外角からシュートを多く打って来たが、これらをことごとく外してしまう。ビーコルディフェンスの強度もさらに増して、琉球の3Pシュートを阻止した。

5分に田渡が3Pシュートを沈めて渾身のガッツポーズ。田渡はさらに2Pシュートも沈めて、琉球を突き放す。

しかし、ホームでキングスブースターの後押しを受けた琉球は必死の追い上げでビーコルに食らいついてくる。残り1分を切って5点差となった琉球は、川村、スティーブンソン、コストナー、川村にファウルゲームを仕掛け、逆転のチャンスを伺う。

残り22秒でコストナーが2本目のフリースローを外したリバウンドをエアーズが3Pシュートで沈めて、残り14秒で66−68。ビーコルはわずか2点差にまで肉迫された。

残り13秒で、琉球は川村にファウルゲームを仕掛け、川村は1本目を失敗し、2本目を成功させて3点差とした。

残り3秒でワンプレーに掛けた琉球は、橋本竜馬が3Pシュートで同点を狙ったが外れ、激しいリバウンド争いの末に、もう一度橋本にボールがわたり、3Pシュートでのブザービーターを狙ったがこれも外れて、ビーコルが3点差を守り切って勝利を収めた。

ビーコルはアウェーでの今節を1勝1敗。見事なジャイアントキリングで、2018年最後の試合をこれ以上にない最高の勝利で締めくくった。

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ビーコルのスコアリーダーは、3Pシュート2本を含む23得点で前日の無得点から見事カムバックした川村卓也。

2番手は、やはり前日1得点だった新戦力ブランドン・コストナーの20得点(5アシスト)。コストナーはさらに17リバウンドも挙げて来日して初めてのダブルダブルをマークした。

3番手は3Pシュート2本で8得点を挙げた田渡 凌。細谷将司と竹田 謙が共に3Pシュート2本での6得点で続いた。

好調を見せていたアーサー・スティーブンソンは、ファウルトラブルが響き、わずか2得点止まりに終わったが、リバウンドを9本奪って勝利に貢献した。

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ビーコルは次戦、新年1月5日と6日にホーム横浜国際プールに西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えて2連戦を闘う。西地区首位を食った海賊が、ホームでどんな闘いを見せるか。ウィスマンビーコルは1月攻勢に打って出る。

【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】

 

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY】12.31 [MON] 琉球ゴールデンキングス vs 横浜ビー・コルセアーズ
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=3246

 


Written by geki_ookame