ビーコル、アウェーで首位新潟に完敗も新戦力コストナーに可能性。


獲得発表後即先発のブランドン・コストナーに3Pシューターの可能性。フリースローも高確率で決めて両チーム最多24得点。

2018-19シーズン第16節(12月26日 シティホールプラザアオーレ長岡)
新潟アルビレックスBB 97-68 横浜ビー・コルセアーズ
26-13|24-16|29-16|18-23

横浜ビー・コルセアーズは、12月26日アウェーシティホールプラザアオーレ長岡で、首位の新潟アルビレックスBBと1試合を闘い、29点差をつけられた68-97で敗れた。ビーコルはこれで3連敗。ビーコルの中地区6位は変わらず。5位三遠が川崎に敗れたため3ゲーム差は変わらず。また首位新潟と2位川崎のゲーム差は共に勝ったために「1」のままとなった。

新潟に29点差をつけられ敗戦した横浜ビー・コルセアーズ【写真提供:©B.LEAGUE】


首位新潟に4戦全敗。一度もリードを奪うことなく、全員得点を喫しての完敗だった。得点力不足の解消を急務とするビーコルは、この日今季6人目の外国籍選手(うち3選手は既に退団)ブランドン・コストナーの獲得を発表。ウィスマンHCは「今の状況を考えるとチームを変えて行く必要があった。リスキーではあったが、少しでもきっかけを掴ませたかった」として、来日からわずか数日の新戦力を即先発させる賭けに出た。

試合当日に獲得が発表され、即先発起用された新戦力ブランドン・コストナー【写真提供:©B.LEAGUE】


チームは、出だしからロングレンジを打てるコストナーにボールを集め、コストナーは3Qまで計8本の3Pシュートを打ったが、来日してわずかの実戦でコンディションが上がらず1本しか決めることが出来なかった。

しかし、この試合でトータル35分34秒にわたってプレー出来たことは大きかった。コストナーは、試合が進むにつれて徐々にアジャスト。4Q 5分には3Pシュートを連続して沈めるなどして、終わってみれば両チームを通じて最多となる24得点(3Pシュート3/12、6リバウンド)をマークし、アシストも7本。4Qまではシュートタッチに苦しんだが、3Pシューターへの可能性を大きく示した。また、フリースローも10本中、9本を入れて成功率83.3%と高確率の成功率を記録している。

来日してわずか数日のコストナーは3Qまでシュートタッチに苦しんだが、4Qで連続3Pシュートを決めるなどして3Pシューターの可能性を大きく示した。今後コンディションが上がり精度が増せば、得点力不足に苦しむチームにとって頼もしい存在になる【写真提供:©B.LEAGUE】


完敗の中で、新戦力コストナーの可能性を見い出せたことは大きく、この試合での収穫となった。また、チーム2番手の18得点を挙げ、来日2戦目から二桁得点が7試合連続で続く好調なアーサー・スティーブンソンとのオフェンスコンビネーションは今後の得点力アップを予感させる。

チーム2番手となる18得点を挙げたアーサー・スティーブンソン。12月始めに加入したスティーブンソンだが、持ち前のインサイドだけでなく、ミドルシュートも決まり始めて来日以来好調が続く。コストナーとのコンビネーションで内外での得点が大きく期待される【写真提供:©B.LEAGUE】


ビーコルは70点以下のロースコアがこれで5試合連続。前節A東京戦GAME1での接触プレーで左足首を痛め、GAME2を欠場したエース川村卓也は、この試合で復帰して先発起用されたが、怪我の影響からか6得点に留まった。前回試合でチーム2番手の16得点を挙げていた細谷将司は3Pシュート1本のわずか3得点に沈み、前回チーム3番手の10得点を挙げ、5試合続けて二桁得点だった田渡 凌は2Pシュート2本のみの4得点しか挙げられなかった。外国籍選手が高得点を挙げた一方で、日本人選手の得点が伸びなかったことが大きく響いた形だ。

エース川村卓也はチーム3番手の6得点を挙げたが、痛めた左足首の影響が見られる場面もあった【写真提供:©B.LEAGUE】


コストナーを起用したスターティング5は、川村、田渡、竹田、スティーブンソン、コストナーの布陣。プリンス・イベがベンチ登録を外れ、前回先発の細谷はシックスマン起用となった。

1Qの立ち上がりでビーコルは、新潟に何とかついていくことが出来ていたが、前節に続いてターンオーバーが多く、この試合で計13本を許してしまい、ターンオーバーから15点を失った。

【写真提供:©B.LEAGUE】


ウィスマンHCは、前節とは打って変わってゾーンディフェンスを多用してきたが、ピックアンドロールからシュートを確実に決めてくる新潟の得点を止めることが出来ず、コストナーとの連携がまだ出来ていないディフェンスは、内外でイージーシュートを多く許してしまい、前半だけで50失点を喫した。

ディフェンスは、後半に入っても立て直すことが出来ず、3Q開始早々から0-16のランを喫してしまいビハインドがさらに拡大。3Q終了時には34点差と一方的な展開になってしまった。

【写真提供:©B.LEAGUE】


ディフェンスをオールコートでのマンツーマンに変更した4Qでは、ディフェンスからオフェンスの流れを生んで得点に繋げ、4試合ぶりにクォーターでの得点を20点台としたが、ここまでの大量失点が響き、29点差を喫した68-97での敗戦となってしまった。

ブランドン・コストナーの加入で、得点力不足の解消に光を見出すことが出来た。一方で格上チームに対するディフェンスが課題になっている。ウィスマンHCは試合後「ここから這い上がっていくしかない」と前を向いた。コストナーとのチーム連携も含めて、改善が急がれる。

【写真提供:©B.LEAGUE】


ビーコルは次節、12月30日と大晦日31日に遠く離れた沖縄の地に乗り込み、西地区を独走する琉球ゴールデンキングスと2試合を闘う。

【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】

 

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY】12.26 [WED] 新潟アルビレックスBB vs 横浜ビー・コルセアーズ
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=3223

 


Written by geki_ookame