日本最北端の稚内でウィスマンビーコルが遂に初勝利!


新生ビーコル、攻守に機能!熟成への成果がようやく勝利に結びつく!さらなる進化で10・6開幕戦へ!

『稚内市制施行70年・開港70週年記念プレシーズンゲーム レバンガ北海道 vs 横浜ビー・コルセアーズ』GAME2(9月17日 稚内市総合体育館)
レバンガ北海道 66-85 横浜ビー・コルセアーズ
20-20|8-19|25-23|13-23

横浜ビー・コルセアーズは、9月17日稚内市総合体育館でレバンガ北海道とプレシーズンゲームGAME2をおこない85-66で横浜ビー・コルセアーズが新チームになって初めての勝利を挙げた。

日本最北端の地、稚内でウィスマンビーコルが遂に初勝利だ。対外試合5試合目にしてようやく掴んだ勝利。前日のGAME1では、ウィスマンビーコル熟成への成果をみせながらも1点差での惜敗を喫していたが、現地情報によると、このGAME2ではその成果がさらに大きく出たようだ。


スターティング5は、前日と同じ#0細谷将司、#1川村卓也、#2高島一貴、#8アマンゼ・エゲケゼ、#36チャールズ・ガルシアの布陣。

1Qの立ち上がりから両チームが激しい攻守を展開したなかで、まずはレバンガが先制。リードされていたビーコルは終了間際にエドワード・モリスが沈めた2Pシュートで追いつき同点。1Qを20-20とした。


2Q、7分の時間帯で川村卓也が3Pシュートを沈めてビーコルが逆転。川村はさらに5分の時間帯にバスケットカウントを決めて攻守に躍動。このクォーターでの起点となった。ディフェンスも機能し、レバンガの得点をひと桁8点に抑え込むことに成功する。2Qは8-19。トータルスコア36-28でビーコルが8点のリードを持って前半を終えた。


3Q、レバンガの追撃を受ける中で、川村が3点バスケットカウント。さらには橋本尚明と川村の連続3Pシュートなどでリードを守った。3Qは23-25、クォーターでのリードは許したが、トータルスコアでは62-53として、リードを9点に広げた。

橋本は前日に続く、ここぞでの3Pシュート。川村の3Pシュートでは好アシストも見せて好調さを維持している。


前日、勝ち切ることが出来なかった勝負の4Q。ビーコルは、スピード感溢れるリバウンドとシュートでリードを広げた。2分の時間帯で田渡 凌がレバンガディフェンスを切り裂いて2Pシュート。1分の時間帯には絶妙なパス回しで切り込んだハンター・コートが前日に続くシュート。追いすがるレバンガを大量19点差で突き放し85-66で勝利した。


チャールズ・ガルシアが23得点15リバウンドでダブルダブル。ガルシアは前日のGAME1で20得点を挙げており、2試合続けての20点台となった。ここまでの対外試合で安定した得点力を示している。

また田渡 凌が18得点を挙げて大きく躍動。逆転した2Qで攻守の起点となった川村卓也15得点8アシスト。前日に15得点9リバウンドをマークしたアマンゼ・エゲケゼは12ポイント6リバウンドと二桁得点を維持。帰化選手となったエドワード・モリスは前日に13得点5リバウンド、この試合では7得点10リバウンドだった。

川俣町での福島ファイヤーボンズとのプレシーズンゲームから始まった新生ビーコルの対外試合。トーマス・ウィスマンHCが「まだアーリー」と言い続けてきたなかで4連敗を喫し、なかなか結果の出ない新チームにビーコルブースターはやきもきしていたが、実戦を続けながらの猛練習で熟成を進め、チームは着実に進化していた。

1,509.9キロ離れた日本最北端の地、稚内に乗り込んだ今回の2試合でウィスマンビーコルは大きな成果を示した。ウィスマンが目指すものが徐々にチームに浸透し、対外試合5試合目にしてようやく結果が出た。まだまだ熟成は続く、勝利という最高のお宝を持って海賊たちは横浜に帰還し、10月6日の開幕節アウェー富山戦に向けたさらなる猛練習で完成度を高める。

【記事/おおかめともき・ツイッター映像提供/横浜ビー・コルセアーズ】


2018-19シーズン 横浜ビー・コルセアーズ レギュラーシーズン日程について

https://b-corsairs.com/news/game_20180709-1/


Written by geki_ookame