シーズン終盤でここぞの存在感!大きく進化したキーマン・ナオが来季もビーコルで闘う道を選択!「来季、毎試合全身全霊で」
横浜ビー・コルセアーズは5月16日、シューティングガードの橋本尚明との来季の契約基本合意(継続)を発表した。
26歳の橋本は、尽誠学園高校、近畿大学を経て、2014-15シーズン途中、アーリーエントリー制度でbjリーグ時代の大阪エヴェッサに入団し、2017-18シーズンは富山グラウジーズに移籍。今季はトーマス・ウィスマンHCに呼ばれる形で横浜ビー・コルセアーズに移籍していた。来季はビーコルで2シーズン目。
橋本は今季、51試合に出場して9試合で先発。レギュラーシーズンで139得点を挙げて平均2.7得点、フィールドゴール成功率29.7%、3Pシュート成功率26.8%(30/112本)のスタッツを残していた。
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静かなる闘志を持った橋本尚明が来季もビーコルで闘うことを決断した。このことはチームにとって心強い朗報だ。ビーコルに来て最初のシーズンとなった今季の橋本は、開幕からスタッツが伸び悩んだが、12月の天皇杯信和建設戦でチーム最多の29得点、年末の琉球戦では15得点を挙げてきっかけを掴むと以降の試合で徐々にその持ち味を発揮。3月には6試合連続で先発起用され、チームのB1残留がかかったシーズン終盤では、攻守にわたるここぞの活躍をみせて、チームになくてはならないキーマンになっていた。
橋本は、チームを通じて「今シーズンはとても悔いの残るシーズンとなり、正直『自分の力を出しきった』と胸を張って言えるシーズンではありませんでした。 自分の力不足で皆様の声援にお応えすることができませんでしたが、そんな中でも変わらず応援してくださった皆様に、次のシーズンは恩返しのシーズンとなるよう、毎試合全身全霊で挑みます」とコメントしている。
昨年の6月、「僕の中で何かを変えたい」と意気込み横浜にやってきた最初のシーズンは悔しさを残す結果となったが、橋本は来季、ビーコルで味わった悔しさをビーコルで晴らし、応援してくれたビーコルブースターに恩返しする道を選んだ。
シーズン終盤の活躍は、このチームでの橋本の可能性を大きく示した。天皇杯での活躍がきっかけになったように、あの躍動は来季へと繋がる。橋本のビーコル2シーズン目はキャリアハイのシーズンになる予感がしてならない。浮上期する海賊に、橋本尚明というなくてはならないピースが残った。
【記事・写真/おおかめともき】
橋本尚明選手 2019-20シーズン 契約基本合意(継続)のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20190516_1/
ビーコル期待の新海賊#7橋本尚明に聞く。
http://b-cormagazine.com/interview/2018/08/17/hashimoto
富山戦を終えた#7橋本尚明に聞く。
http://b-cormagazine.com/interview/2018/10/24/hashimoto
天皇杯できっかけを掴んだ橋本尚明に聞く。
http://b-cormagazine.com/interview/2018/12/01/hashimoto