チェコ代表としても活躍。戦術理解度が高く状況判断力に長けた左利きのPF!
横浜ビー・コルセアーズは8月5日に二人目の外国籍選手、チェコ共和国出身で左利きのパワーフォワード、パトリック・アウダ(Patrick Auda)との2020-21シーズンの選手契約締結を発表した。背番号は「1」。
現在30歳(8月29日に31歳)で206cm/107㎏のアウダは、スペインの高校を経て、アメリカのNCAAシートン・ホール大学でプレー。卒業後はポーランドのプロバスケットボールリーグAZS Polfarmex Kutnoでプロ入り。以降、スペイン、ポーランド、イタリアのヨーロッパリーグでプレーし、昨季はフランスのLNB Pro AのBoulazac Basket Dordogneでプレーした。日本でのプレーは初めて。
また、チェコ共和国代表としても活躍。昨年は中国で行われたFIBAバスケットボールワールドカップ2019に出場し、チームの中心選手として、母国の6位入賞に大きく貢献した。
アウダはチームを通じて、以下のようにコメントしている。
「こんにちは!日本で次のシーズンを迎えられるのがとても楽しみです。全くの新しい経験、また大きな挑戦になると思いますが、とても楽しみにしています。この機会を与えてくれた横浜の組織とコーチングスタッフにとても感謝します。良いシーズンを送れるように頑張ります」
ビーコルの2020-21シーズンのロスターは、ポイントガードに生原秀将と森井健太。シューティングガードに竹田 謙、秋山皓太(スモールフォワードと兼)と須藤昂矢。スモールフォワードにアキ・チェンバースと森川正明。パワーフォワードに外国籍選手のレジナルド・ベクトン、帰化選手のエドワード・モリス、小原 翼、そして今回発表されたアウダとここまで11人が決まっている。
クラブの発表によりとアウダは、スピードと卓越したテクニックを兼ね備え、戦術理解度が高く、状況判断力に長けているとされ、今季より指揮を執るカイル・ミリングHCのチーム方針にも合致した選手といえる。ヨーロッパで活躍し、チェコ代表としても中心選手として活躍したアウダが、10周年を迎えるビーコルにどんなケミストリーをもたらしてくれるか楽しみだ。
【記事/おおかめともき・画像写真提供:©横浜ビー・コルセアーズ】
・横浜ビー・コルセアーズ/パトリック・アウダ選手 2020-21シーズン 選手契約締結のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20200805_1/
・Patrik AUDA – FIBA バスケットボール ワールドカップ 2019
https://www.fiba.basketball/jp/basketballworldcup/2019/player/Patrik-Auda