26点差大敗 ターンオーバーの差、響く。
2020-21シーズン第3節(ホーム開幕節)GAME1(10月17日 横浜国際プール)
横浜ビー・コルセアーズ 57-83 アルバルク東京
14-21|12-18|13-21|18-23
【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 10.17 [SAT] 横浜ビー・コルセアーズ vs アルバルク東京】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=5902&TAB=B
横浜ビー・コルセアーズは10月17日、今季初めてホームタウン横浜市都筑区内にある横浜国際プールでおこなわれたホーム開幕節・対アルバルク東京2連戦のGAME1を闘い、26点の大差をつけられて敗戦した。横浜ビー・コルセアーズはこれで2勝3敗。アルバルク東京は4勝1敗になった。
アルバルク東京に先制を許したビーコルは、すぐさま森川正明が3Pシュートでやり返し、その後もレジナルド・ベクトンが2Pシュートで続いたが、残り3分に森川が2Pシュートを入れるまでA東京に12点ランを決められて、リードが広がった。
2Qでビーコルは開始早々に秋山皓太が3Pシュートを沈めたものの、すぐさま田中大貴に3Pシュートで返されてしまう。以降も同じような展開が続き、点差はなかなか縮まらず、平行線をたどった。このクォーターでビーコルは3Pシュートで食らいついた。秋山が2本の3Pシュートを決めるなどして4/12本を入れたが、A東京は5/9本で上回り、前半を終えてのトータルスコアは39−26となり、13点のビハインドになった。
状況を打破したいビーコルは、3Qの中盤で連続得点の好機が2回あった。6分のモリスとチェンバースの連続2Pシュート、3分のストックマン・ジュニアのレイアップと小原の3Pシュートの連続得点だったが、A東京もその度にすぐさま得点して、ビーコルの流れを断ち切った。
4Q、ベクトンが2本の2Pシュートなどで巻き返しを図ったが、徐々に増えたファウル、ターンオーバーからの失点も響き、ビハインドが開いていってしまった。この試合でのビーコルのターンオーバーは実に21本で、A東京は6本だったことも大差がついた要因になった。最終的なスコアは57−83、26点差をつけられての敗戦だった。
その中で、GAME終盤で光る活躍を見せたのが、これがホームデビュー戦だった地元横浜出身のルーキー須藤昂矢だった。4Q残り1分で外角から2Pシュートを決めると、1分を切って得たフリースロー2本を確実に仕留め、さらには3Pシュートも決めて地元のファンを熱くさせた。須藤は、このクォーターだけで7得点。明日のGAME2でも活躍が期待される。
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【カイル・ミリングHC試合後会見コメント】
「リーグの中でもトップクラスのチームとの対戦ではありましたが、選手たちが持って いたエナジーやアグレッシブさは高い評価を与えられると思います。相手がプレッ シャーをかけてきて、自分たちが何度もボールを失ったり、自分たちのやりたいオフェンスが出来なかったりということもありましたが、最初から最後まで闘う姿勢を見せることが出来たと思うので、その点に関しては、先週の試合と比べて良くなった点だと思います」
【アキ・チェンバース試合後会見コメント】
「大きく差をつけられてしまった試合なので難しかったのですが、明日はもっとエナジーを上げて勝てるように頑張りたいと思います。 コーチが代わって、選手が代わって、いちからのスタートになりましたが、その中でも練習でチームケミストリーやチーム力を高められるように頑張っています」
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GAME2は、GAME1と同じ都筑区にある横浜国際プールで14時5分TIPOFFでおこなわれる。ビーコルの巻き返しに期待したい。
【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE/©横浜ビー・コルセアーズ】