3Qで逆転も、勝負どころの4Qで得点伸びず。

2019-20シーズン第17節（1月15日シティホールプラザアオーレ長岡）
新潟アルビレックスBB 70－64 横浜ビー・コルセアーズ
15-14｜18-17｜14-22｜23-11

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 1.15 [WED] 新潟アルビレックスBB vs 横浜ビー・コルセアーズ】
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【写真提供:©B.LEAGUE】

中地区5位の横浜ビー・コルセアーズは、アウェーシティホールプラザアオーレ長岡で同じ中地区4位の新潟アルビレックスBBと第17節の1試合を闘い、6点差の64−70で敗れた。

ビーコルは、この試合で復帰して即先発起用された橋本尚明が1Qの立ち上がりから3Pシュートの冴えを見せて、主導権を握る好スタートを切った。2Qではリードを奪われたが、このクォーターの最終盤で流れを掴むと3Qで逆転。しかし、勝負どころの4Qで11得点と伸びず、終盤で得た好機も逸してしまったことから6点差での敗戦となった。ビーコルはこれで11連敗。勝った新潟は連敗を「3」で止めた。

ビーコルはトーマス・ウィスマンHCが欠場。代わって福田将吾ACが指揮を執った。また、橋本尚明がこの試合から復帰して先発。3Pシュート4/9本を含む14得点を挙げて得点の起点となった。外国籍選手では、ジェームズ・サザランドがベンチ入り登録を外れ、代わってウィリアム・マクドナルドが先発して13得点を挙げた。

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1Qでビーコルは開始早々に、橋本尚明が3Pシュートを決めて幸先よく先制。橋本は8分にも3Pシュートを決めて主導権を握った。ビーコルはマンツーマンディフェンスで激しくプレッシャーをかけたが、4分にハミルトンを投入した新潟が同点。3分には勝ち越しを許した。残り2分でモリスが2Pシュートを決めて同点に追いついたが、かさんだファウルからフリースローでの失点が増えてリードを許した。終了間際にベクトンがオフェンスリバウンドを押し込んで1点差にして1Qを終えた。

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2Qの立ち上がりで、フリースローを奪った牧がフリースロー2本を決めて同点から勝ち越ししたが、柏木に3Pシュートを入れられて新潟が逆転。以降でも7点ランを許して6点差にされた。それでも、6分で橋本尚明がこの日3本目の3Pシュートを決めて3点差にすると、チェンバースがフリースロー2本、モリスがバスケットカウント（フリースローは失敗）を決めて逆転。さらにはマクドナルドが2Pシュートを入れた9点ランでリードを伸ばした。しかし、以降でクロスゲームに発展。残り1分では新潟が4点をリードしたが、終了間際にベクトンがオフェンスリバウンドから2Pシュートを入れて2点差。流れを持ったまま前半を折り返した。

3Qでもビーコルは、この流れを維持。立ち上がりでベクトンが3連続シュートで6点ランを決めて逆転すると、中盤ではベクトン、マクドナルドが5点の連続得点を決めた。4分では地元新潟出身の秋山皓太が3Pシュートを決めてリードを二桁10点とした。以降で、食らいつく新潟に得点を入れられ、ビーコル6点のリードで最終クォーターを迎えた。

4Q開始早々にパーキンズに3Pシュートを許したが、ビーコルは、ベクトン、マクドナルド、橋本の2Pシュートでリードを守った。しかし、中盤5分でハミルトンの3点バスケットカウントで新潟が同点に追いつく。ビーコルはチームファウル4つとなり、流れが新潟に傾いた。残り3分で橋本がこの日4本目の3Pシュートを決めて勝ち越し。流れを取り戻したかに思われたが、以降で得点が伸びず、ハミルトンと今村に2Pシュートを決められて新潟が再び逆転。残り1分でベクトンが2Pシュートを決めて1点差と詰め寄ったが、以降で得た好機を決め切ることが出来ず、64−70の6点差で敗戦した。

ビーコルは、ベンチ入りメンバー全員が出場して二桁得点は3人だった。レジナルド・ベクトンが20得点10リバウンド（6オフェンスリバウンド）でダブルダブル、復帰戦となった橋本尚明が3Pシュート4/9本を含む14得点、ウィリアム・マクドナルドが13得点9リバウンドをマークした。

次節、ビーコルはオールスターブレイクを挟み、中6日後の1月22日（水）トッケイセキュリティ平塚総合体育館に川崎ブレイブサンダースを迎えて、1月で唯一のホームゲームとなる1試合を闘う。