チーム一丸で掴み取った勝利で、昨季勝てていない新潟から無傷の3連勝!中地区2位を守る!
2019-20シーズン第10節GAME2(12月8日シティホールプラザ アオーレ長岡)
新潟アルビレックスBB 63-67 横浜ビー・コルセアーズ
18-15|16-17|13-17|16-18
【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 12.8 [SUN] 新潟アルビレックスBB vs 横浜ビー・コルセアーズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=4304&TAB=B
中地区2位の横浜ビー・コルセアーズは、アウェーシティホールプラザ アオーレ長岡で同じ中地区4位の新潟アルビレックスBBと2連戦GAME2を闘い、前日に続く接戦を制した4点差で勝利、今節のアウェー2連戦を連勝で終えた。ビーコルは、昨季勝利がなかった新潟からここまで無傷の3連勝。
ビーコルはこれで7勝10敗となり、中地区2位を守った。3位富山も千葉に敗れ、新潟とともに5勝13敗となったためにビーコルとのゲーム差は「2.5」に広がった。首位の川崎は琉球に連勝して、2位ビーコルとの差は変わらず「7.5」のままになっている。
1Q、前日とは打って変わり、新潟が8分から6点ランを決めてリードを奪った。ビーコルは、田渡の3Pシュートとレイアップ、ベクトンのダンクで追撃。残り2分で地元新潟凱旋の秋山が3Pシュートを決めて逆転に成功する。しかし、以降でパーキンズに3本続けて2Pシュートを許し、新潟が再びリード。1分を切って、途中から入った新外国籍選手サザランドが2Pシュートを決めて3点のビハインドで最初のクォーターを終えた。
2Q、追いかけるビーコルは、中盤以降で田渡が新潟のゾーンディフェンスを突き、ミドルシュートと外角からの2Pシュートを続けて決めて逆転。さらにはレイアップも決めた3連続シュートでリードを伸ばした。以降で、生原の3Pシュート、サザランドの2Pシュートでリードを伸ばしたが、終盤でパーキンズの3Pシュートとフリースロー2本で同点から勝ち越しを許し、2点のビハインドで前半を折り返した。
3Qでビーコルは2度、新潟に同点から勝ち越しを許したが、残り4分でチェンバースが3点バスケットカウントと2Pシュートを続けて逆転に成功。残り2分で五十嵐に3Pシュートを許して新潟に追いつかれるが、モリスのミドルシュートでビーコルが勝ち越し。終盤でパーキンズにフリースロー2本を与えたが、パーキンズはこれを2本とも外して、ビーコル2点のリードで最終クォーターに突入した。
4Q開始早々、柏木の3Pシュートで新潟が逆転したが、ビーコルは、サザランドの2Pシュートでリードを奪い返した。以降で両チームの争いは一進一退の攻防戦に。ビーコルは、残り3分でベクトンが前日に続いてファウルアウトしたが、ここからサザランドが2Pシュートを決めてビーコルがリードを奪った。残り1分でパーキンズが2Pシュートとフリースロー2本を決めて新潟が同点から2点を勝ち越ししたが、それでもサザランドが2Pシュートを沈めて同点に追いつくと、1分を切ってから、サザランドが得たフリースロー2本を、大ブーイングの中で2本とも沈めてビーコルが2点を勝ち越し。新潟は、前日に続いてファウルゲームに出たが、チェンバースがこの勝負どころのフリースロー2本を確実に仕留めてリードを守り切り、67−63、4点差での勝利を掴み取った。
この試合でビーコルは、4選手が二桁得点。アキ・チェンバースが15得点(8リバウンド)でチームトップ。ジェームズ・サザランドと田渡 凌がともに14得点を挙げてチーム2番手だった。また、サザランドは8リバウンドも記録している。復帰2戦目のレジナルド・ベクトンが10得点10リバウンドで今季5度目のダブルダブルをマーク。前日の初先発からこの日も先発で起用された帰化選手エドワード・モリスは6得点を挙げ、7本のリバウンドを取って奮闘した。地元新潟出身のルーキー秋山皓太は、この試合でも3Pシュート1本を決めている。
次節ビーコルは、中2日後の12月11日(水)にアウェー川崎市とどろきアリーナで川崎と1試合を闘う。
【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】