チェンバースが古巣対決でチーム最多14得点。アウダが9得点デビュー
2020-21シーズン第4節(10月21日 横浜国際プール)
横浜ビー・コルセアーズ 57-79 千葉ジェッツ
11-22|14-15|18-21|14-21
【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 10.21 [WED] 横浜ビー・コルセアーズ vs 千葉ジェッツ】
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横浜ビー・コルセアーズは10月21日、横浜国際プールでおこなわれた今季最初のホーム水曜日ゲームで千葉ジェッツと闘い、22点差で敗れた。ホーム戦初勝利はならなかった。ビーコルはこれで4連敗。2勝5敗となった。
この試合で合流したばかりのパトリック・アウダが出場。デビュー戦は22分50秒プレーして、フリースロー3/4本(成功率75%)を含む9得点2リバウンドのスタッツだった。試合後アウダは「試合に出れてうれしい。試合結果も自分のスタッツも満足はしていない。まだまだやれる自信がある」と語っている。
開始から苦しい立ち上がりとなったビーコルは、1Qを11得点に抑えられ、強力なインサイドオフェンスで22得点を入れた千葉を追い掛ける展開になった。インサイドへのディフェンス強度を上げた2Qでは、千葉を15得点に抑え、オフェンスでは12点ランを決めて一時は2点差まで詰めた。しかし、今度は千葉に10点ランを許してしまい12点差で前半を折り返した。
3Qで、アキ・チェンバースの3Pシュート、エドワード・モリスのインサイドアタックなどで差をひと桁台にまで詰めたものの、勝負所の4Qでファウルがかさみ、開始8分でレジナルド・ベクトンがファウルアウト。これで流れを逸し、得点力が低下した。それでも、最後まで諦めない執念のプレーを続けたが実らず、22点差をつけられた57−79で敗戦した。ビーコルはターンオーバーで21本と千葉の14本に比べて多く、反撃を期した4Qではリバウンドを7本しか奪えず、千葉に12本取られてしまったことも響いた。
この試合が古巣対決だったアキ・チェンバースは、3Pシュート2/5本を含むチーム最多の14得点を挙げている。
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【カイル・ミリングHC試合後会見コメント】
「ホーム試合が今日で3試合目。前節アルバルク東京と今日の千葉ジェッツと、リーグのトップのチームと戦うことになりました。今日の試合を振り返って最初の15分くらいはうまくいっていましたが、後半になるにつれて相手のプレッシャーがかかってきて自分たちのリズムが崩れてしまい、だんだん落ちてしまいました。相手がハードなディフェンスをやってきて、自分たちのオフェンスがなかなかセット出来ませんでした。その結果、21本のターンオーバーがうまれてしまったり、リバウンドをたくさん取られてしまったことに繋がったと思います」
【エドワード・モリス試合後会見コメント】
「リバウンドの部分や、トランジション、ハードなディフェンスをしてターンオーバーを生んだり、そういう面では、相手のやりたいことをやられてしまいました。スケジュールの面で練習があまり出来なかったりで難
しいですが、色々と課題が残った試合になりました。前節のアルバルク東京、今日が千葉ジェッツ、いろんな課題が残りましたけど、ひとつひとつのゲームからいろんなことを学んでいくしかないのかなと思います。今日は負けてしまいましたが、もう過去なので切り替えて、明日またビデオミーティングで自分たちの課題を見
つけて、ひとつひとつクリアして、今週末の秋田戦を迎えたいです」
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ビーコルは次節、今節と同じ中2日で、アウェーでの秋田ノーザンハピネッツ2連戦を闘う。
【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】