ビーコル、滋賀とのアウェーGAME2で逆転負け


最大20点リードも後半で流れを逸し、4Qで逆転許す。

2020-21シーズン第2節GAME2(10月11日 ウカルちゃんアリーナ)
滋賀レイクスターズ 72-63 横浜ビー・コルセアーズ 
10-19|16-23|23-13|23-8

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 10.11 [SUN] 滋賀レイクスターズ vs 横浜ビー・コルセアーズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=5885&TAB=B

横浜ビー・コルセアーズは10月11日、敵地ウカルちゃんアリーナで滋賀レイクスターズとの2連戦GAME2を闘った。ビーコルは最大20点差のリードがあったが、4Qで逆転を許し、勝利を逃した。開幕節に続けて第2節も1勝1敗。勝った滋賀は連敗を「3」で止めて今季初勝利となった。

滋賀#2クリークモアのディフェンスをかいくぐってレイアップを打つ横浜ビー・コルセアーズ#7レジナルド・ベクトン【写真提供©B.LEAGUE】

 

1Q、晴山のフリースロー2本で先制を許したビーコルはベクトンの3連続2Pシュートで一気に逆転。中盤5分には森井が2Pシュートを決めてリードを伸ばした。以降もチェンバース、小原、モリスらの得点で滋賀を引き離し、19-10の9点差で最初のクォーターを終えた。

2Qでもビーコルは快調なオフェンスを見せた。特に森川がシュートタッチの良さを見せて中盤5分までに2Pシュート3本、3Pシュート2本を決めた。残り3分では、ストックマンがフリースロー2本を入れてビーコルのリードは20点に。追い掛ける滋賀は、残り1分で谷口の連続3Pシュートで13点差に詰めたが、森井が2Pシュートを決めて2Qは23-16、トータルスコア42-26でビーコルが16点のリードを持って前半を折り返した。

横浜ビー・コルセアーズ#10アキ・チェンバース【写真提供©B.LEAGUE】


3Qのビーコルは、ベクトン、チェンバース、森井が内外でシュートを決めたがこのクォーターでは13得点とオフェンスが停滞。滋賀に流れが行き、リードはひと桁なった。残り1分で秋山が3Pシュート(バスケットカウント・フリースローは失敗)を決めて、二桁リードに戻したが、狩俣に3Pシュート、クリークモアにフリースロー2本を入れられて、このクォーターは13−23、トータルスコア55−49となり、ビーコルのリードは6点になった。

3Pシュートを打つ横浜ビー・コルセアーズ#18森井健太【写真提供©B.LEAGUE】


4Qの立ち上がりでビーコルは、小原が2Pシュートを連続して決めたが、滋賀の勢いはさらに増し、4分には1ポゼッション2点差にまで詰め寄られた。ビーコルは、残り3分でモリスが2Pシュートを決めて逃げ切りを図るも、ベクトンがファウルアウトしてしまう。さらにはテクニカルファウルも取られてしまい、流れが滋賀に。これで3本のフリースローを得たブラントは2本を決め、3本目は
外したが、このリバウンドを入れて2Pシュートにすると滋賀が同点に追いついた。さらには晴山に3Pシュートを許し、残り2分で滋賀が勝ち越し。リードを奪われたビーコルは反撃に転じたが、シュートが決まらず、流れを取り戻せないまま、最終的には63-72の9点差で勝利を逃した。

横浜ビー・コルセアーズ#7レジナルド・ベクトン【写真提供©B.LEAGUE】


ビーコルの二桁得点は2人だった。森川正明が3Pシュート2/8本を含む14得点でチーム最多。レジナルド・ベクトンが13得点を入れた。ベクトンは開幕から3試合連続ダブルダブルだったが、この試合でリバウンドが8本に留まり、4試合連続はならなかった。

【カイル・ミリングHC試合後コメント】

「最初の25分間は、自分たちのリズムでバスケットが出来たと思います。後半残り10分のところから滋賀さんがよりインテンシティーを持ってやってきたので、自分たちのエナジーが下がってしまいました。最後の方はファウルトラブルがあったり、リバウンドを取られ過ぎてしまいました。自分たちのエナジーを出せず、エナジーのレベルが下がってしまったことが、最後に差をつけたのではないかなと思います」

◇ ◇ ◇

ビーコルは開幕からここまで2勝2敗。次節は10月17日(土・15時5分)18日(日・14時5分)に横浜国際プールでのホーム開幕節でアルバルク東京と対戦する。

【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】


Written by geki_ookame